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予定どおり計画が進まないことに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
私も、漫画・ゲーム・仕事・読書と、やりたいことが増えていく一方で「どれも中途半端にしか進まない」ことに悩まされていました。
そこで出会ったのが「タイムボクシング」という時間管理術です。
今回は「最強の時間管理術」と名高いタイムボクシングのやり方を徹底解説します。
予定どおり物事が進まないことに焦りを感じている方は参考程度に。
タイムボクシングとは
タイムボクシングは、以下のことをおこなうだけのシンプルなテクニックです。
「〇〇時から〇〇時まで〇〇をする」という予定をカレンダーに記入し実行する
学校の時間割や、バイトのシフトのようなイメージですね。
たとえば、以下のようにカレンダーに記入します。

このように「ブロックされた予定」がボクシングのリングに似ていることから「タイムボクシング」と命名されました。
ちなみに別名「タイムブロッキング」とも呼ばれています。
1-1 タイムボクシングの効果
タイムボクシングは、「1440分の使い方」で「成功者がもっとも利用する時間管理術」として紹介されています(嘘かホンとかはさておき)
とくに目標達成と生産性向上には定評があるそうです。
なぜタイムボクシングで目標達成率が上がるのか
タイムボクシングの効果が高い理由は「人の脳は【if】というトリガーを起点に物事を実行する習性があるから」です。
私達の脳は、以下のようなルールで物事を実行するよう進化してきたと考えられています。
- 【if】〇〇が起きたら
- 【then】〇〇をする
この習性を目標達成に応用したテクニックは「if-thenプランニング」と命名されていて、現状では「最強の目標達成テクニックでは」と称されています。
詳しくは「if-thenプランニング 最強目標達成テクニック徹底解説」をご参照ください。
タイムボクシングは、if-thenプランニングをカレンダーで可視化し、より強化したテクニックなのです。
タイムボクシングに必要な道具・アプリ
タイムボクシングは「カレンダー」だけあればおこなえます。
カレンダーはアナログ、デジタルどちらでもOKですが、デジタルの場合は通知を送信するなど「視覚と音でスタートがわかる」ようにするのがポイントです。
参考程度に、私がタイムボクシング用に利用しているアプリをご紹介します。
- iPhoneカレンダー(GoogleスケジュールでもOK)
- Apple Watch(予定の始まりを通知)
私がApple Watchでつかっているアプリやカスタマイズ例は「Apple Watch Series6のレビューとカスタマイズ例」をどうぞ。
ついでに、予定を達成できたときはアナログカレンダーにシールを貼って進捗状況を可視化しています。

このような「パッと目で見て進捗がわかる」ことはモチベーションにつながります。
タイムボクシングをおこなうときは合わせ技として使ってみるといいかもしれません。
タイムボクシング3つの手順
タイムボクシングの手順はとてもシンプル。以下3つをおこなうだけです。
- MITを1~3つ決めて優先順位をつける
- MITをカレンダーに組み込む
- 時間どおり予定をこなす
詳しく解説します。
手順1 MITを1~3つ決めて優先順位をつける
まずはMITを1~3つ決めて、優先順位をつけます。
MITは、Most Important Taskのことで、ざっくり訳すと「一番やりたいこと」ですね。
たとえば以下のように「やりたいこと」と「優先順位」を設定します。
- 勉強「〇〇(タイトル)」を読む
- 仕事「〇〇(タスク名)」を進める
- 趣味「〇〇(マンガ)」を読む
項目や優先順位は月単位、週単位で入れ替えてもOKです。
MITは「3つまで」にすべき理由
MITは最大3つまでにすることを厳守しましょう。最低3つではなく最大3つです。
というのも、どんな暇人でも予定を4つ以上こなせるほど時間に余裕はないので「今日も予定どおりできなかった…」という挫折感が募ってしまうんですよ。
詳しくは「ミニマリズム入門 6-3 やることを「1つ(最大3つ)」に絞る」をご参照ください。
1日にこなすべき予定はMITを1~3だけ。最初は1つからはじめて、確実にこなせるようになったら2つ目、3つ目と増やすのがいいでしょう。
やりたいことが増えた場合は、予定の4つ目に無理やり付け足すのではなく、MIT3つのうちどれかと入れ替えるようにしたほうが成功しやすいと思います。
手順2 MITをカレンダーに組み込む
MITを決めたら、1~3の優先順位でカレンダーにスケジューリングしましょう。
私は午前中がもっとも集中力が高まるので、もっとも優先したいMIT1は朝一番にスケジューリングしています。
以下はiPhoneカレンダーに実際に書き込んだ予定表です。

- 青い色:タイムボクシング予定
- オレンジ:その時間に実際におこなったこと
Apple Watchのアプリ(Time Sheet)で記録しています。
どんなに小さな予定もスケジュールする
カレンダーにはMITはもちろん、休憩の予定や、休憩中になにをするかもスケジュールしましょう。
たとえば、先ほどのカレンダーの画像では、以下のように小さな予定も組み込まれています。
- 13:00 休憩 ダーウィン事変を読む
- 14:00 チハラトークを見ながら昼食
小さな予定を書き込む理由は「何でもできる」という状態を回避するため。
「何でもできる」という状態では、選べる選択肢が多すぎて脳が疲弊してしまいます。
何を買うか決めずにスーパーの食品売り場をウロウロすると、何を買うか悩んで疲れてしまうのと同じです。
1ブロックの時間は30~90分
私の感覚では、1つの予定は30~90分にすると達成率が高まるように感じています。
90分で終わらなかった場合は、30分の休憩をはさむ…という感じですね。
これには「ポモドーロテクニック」を活用するのがおすすめです。
次の予定との間にバッファをもたせる
「次の予定までの間に15~30分の余裕をもうける」ことも重要です。
先ほどの私のカレンダーでは、次の予定までに15分の隙間がありまして、もし予定がズレたらその間に修正できるようにしています。

人の脳には「予定を甘く見積もってしまう」習性が備わっていて、心理学では「計画錯誤」と呼ばれています。
計画錯に対応するには「あらかじめ5~15分ズレが生じることを想定して予定を立てる」ことが大切です。
「また時間どおりにできなかった…」という自己嫌悪に陥ることを避けるためにも、予定の詰めすぎには注意したいですね。
手順3 時間どおり予定をこなす
あとは、時間通りに予定をこなしていけばOKです。
カレンダーアプリの通知をオンにしておけば時間を忘れることはないと思います。
自分はApple Watchの盤面にいつも次の予定を表示しているのと、5分前になったら音とバイブで通知するよう設定しています。

予定していたことは気乗りしなくても「やる」
スケジュールされたことは「気乗りしなくてもとりあえずやる」ことが重要です。
というのも、その時の気分でテキトーに予定を変えていると、脳が「タイムボクシングは守らなくていいんだな」と学習してしまいます。それじゃ意味がありません。
てことで、読書の時間には読書を。休憩の時間には休憩をしましょう。
どうしても気乗りしない時はタスクの難易度や時間の長さを間違えてる可能性があるので、1回のタスクを15~30分に制限するなどの対策をするといいかもしれません。
予定が終わったらノリノリでも「やめる」
「時間になったら作業の途中でもちゃんとやめる」ことも重要です。
終わりの時間が決まっているのがタイムボクシング最大の利点なので、終わりの時間を無視すると効果がなくなっちゃうわけですね。
「キリがいいところまでやる」ではなく「決められた時間内でだけやる」と考えておくといいでしょう。
まとめ
ざっくりまとめます。
- タイムボクシングとは 「〇〇時から〇〇時まで〇〇をする」という予定をカレンダーに記入し実行する手法
- なぜ効果が高いのか 人の脳は「【if】が起きたら【then】をする」という習性があるため
- 必要な道具やアプリ カレンダー(アナログ・デジタルどちらもOK)
- タイムボクシング手順1 MIT(やりたいこと)を1~3つ決め、優先順位をつける
- タイムボクシング手順2 MITをカレンダーに記入、この際予定と予定の間にバッファをもたせる
- タイムボクシング手順3 気分がのらなくても予定どおりスケジュールをこなす
デジタルの場合は「Apple Watch」のように手もとでスケジュール確認できるガジェットがあると便利です。

